人権擁護という名の

人権擁護法案、という単語を聞いた事があるでしょうか？

今国会、郵政民営化の裏で「こっそり」提出された法案です。

内容はこちら(サルでも分かる？人権擁護法案)を参考にしてもらうとして、
簡単に言ってしまうと、
数年前にマスコミの総スカンを喰らったプライバシー保護法案の焼き直し、
人権の保護を謳った、言論規制法となる危険性を秘めた法案です。

斯く言う私もつい先日、ネットのBBSで初めてその存在と危険性を知りました。
こんなのもあります(ちょっと長いFlash)。

日付変わって昨日の日曜日、日比谷で反対集会があると聞き、
定期もあることだし、滅多に出掛けない休日の東京に出向きました。
(おお、文章内に「日」が6個も！)

寝過ごして終了間際に着いた会場には、
某掲示板より流れたと見受けられる人間以上に
一般人・お年寄りの姿が多く見受けられました。
(連れは「治安維持法を知る世代では？」と言ってましたが、それはちょっと…むぐぐ)

会場でもらったビラ




本来、ノンポリな猫目なわけですが、
人権擁護の名を騙る治安維持法にはぞっとしないものがあります。
(最悪の可能性ではありますが)

我々の環境は、今が最高の状態とは申しませんが、
「悪法も法」とソクラテスを気取るよりもまずやる事がある気もします。

可決されれば全国民が影響を被るであろう法案、
もう少し議論が尽くされても、いいんではないでしょうか。

そんな事を考えながら、松本楼で珈琲2杯飲んで帰ってきました。