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2024.11.24
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2005.05.05
思うところがあって、杖(「じょう」と読みます)を引っ張り出してみました。

杖とは、木刀のような合氣道の武具のひとつで、
中国武術で言う、根(こん)のことです。
歌舞伎『勧進帳』で武蔵坊弁慶が義経を打ち据えた
六尺棒を想像して頂けると判り易いでしょうか。

昔、合氣道をやっていた頃、杖を使った演舞、
杖技(じょうぎ)が非常に好きで、ずっと所有していたものです。

が、久しぶりに軽く振ってみると、どうにもが思い出せません。
(参考:明大前・徳心館道場)

そのままにしておくのも何だか気持ち悪いので、
近所の公園に出て、振り続けること20分程、
ようやく四から五・六のつながりを思い出しました。

そのまま軽く一汗かくまでおさらいを続け、
流れるように、とはいかないまでも、
何とか納得のいく型を通すことが出来るようになりました。

身体で憶えたことは、忘れたようでいてもしっかり憶えているものなんですね。

もう少し身体を動かしてみてもいいかな、と思えた春の日でした。
20050505



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