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2009.05.05
上野の東京国立博物館で開催中の
国宝 阿修羅展」を観に行ってきました。

拝観料(?)1,500円と、
なかなか剛毅な価格設定でしたが、
常設展(600)込みならば妥当なところでしょうか。

ついでに、同時開催してる、
東京国立博物館 特別展
 日仏交流150周年記念 特別展「Story of …」
 カルティエ クリエイション~めぐり逢う美の記憶

100円割引の1,300円になるというお得さ。
勿論、こちらも観ましたよ、ミステリークロック(^-^

--
夕方近くに出掛けたために
生憎の雨だったんですが、
その為か客足もそれ程でもなく、
どちらの会場も並ぶことも待つこともなく
入館できました。

カルティエ展ですが、
メインを飾るマハラジャ ネックレス
後で諸元表を見ると、
イミテーション(ジルコニア・白トパーズ・煙水晶・人工ルビー)
満載なのがちょっと萎えました。
…1粒の巨大なダイヤは、
10ctくらいが宝飾に使える限界みたいですね、
たとえカルティエであっても。

どちらかというと、カルティエは宝石商というよりも、
金銀細工師(金工職人?)といった方が
しっくりくる感じでした。

--
さて、次は阿修羅展。
他の展示物には一切目もくれず、
目的の阿修羅の間へ。

…と、云いつつ、阿修羅のいる広間を見下ろせる
緩いスロープがあるんですが、
なかなか進まない客足には少し閉口。

それでも、人は人中と云うか、ローマに居る時はと云うか、
取り敢えず前の人に合わせて
歩いて停まってを繰り返してましたが、
ここは通路です!
 立ち止まらないでください!

の一言で我に返り、
ちゃっちゃとスロープを降りて阿修羅の前へ移動。

人垣越しに像を一周して、
ちょうど正面の位置で暫く阿修羅を眺めていました。

その後、四天王や薬王・薬上菩薩を眺めたりしてましたが、
総じてライティングが上手いですね。…そりゃそうか(^-^;
雰囲気は非常に良かったです。

が、

コレは美術品なのか?仏像なのか?

という、仏像展示の命題みたいなことを考えてしまって、
何だか複雑な気分になりました。
手も合わせなかったし。(サングラスは外しましたが)

猫目的には、やっぱり少し薄暗い仏殿で
彼らと対峙する方が好きですかね。

阿修羅展
自分用おみやげ。
何だか微妙(?)なサイズのクリアファイル。


若干人に酔った猫目@ひきこもり。
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