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2006.01.02
酔った頭で魔界都市 <新宿>談義。

十六夜京也って普通過ぎる。

性格は至って何処にでも居そうな好青年だし、
武器なんざ単なる木刀だし。

これは作者じゃなくとも何とも使い難い。
剣豪小説ならいざ知らず、
敵の数だけ技のバリエーションを考えるだけで苦でしかない。
目新しさがない。

元々、菊地には刀剣一本で何でも可能にしてしまう
恐怖の狩人が居る訳だし、どう足掻いたって勝ち目なんてない。

更に、普通(に近い)の性格の主人公なら八頭大で事足りる。

共に出てくる何でも有りな医者には常識なんて通用しないわ、
かと言って、彼の手を借りないで済む程自己完結してないわで、
京也独りでは新宿を引っ張るには何とも頼りない。
大体、並ぶと見劣りしまくりだし。

そんな訳で、新宿の申し子たる、
ぼーとした超絶美形でしかも二重人格な主人公の出現は
これはもう必然としか言いようがない訳です。
出番だよ、秋くん。

十六夜念法、好きなんだけどなぁ、判りやすい性格も。

…などと、『魔宮バビロン』を読みながら思った正月の夜。
まさにどうでもいい話。

ちなみに、菊地作品で私が一番好きな主人公は
『蒼き影のリリス』の一人称の主人公、秋月だったりします。
(でーとか医者とかは、神レベルなので取り敢えず置いとく)

ホントどうでもいい話。

ちなみにちなみに、猫目宅には菊地秀行の新宿絡みの著書(+でー)は全て網羅してます。
たぶん、そこらの書店に負けることはないでしょうね。
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★無題
NAME: ショーヤ
《新宿》ですか・・・
 中学生の頃から読み始め、一時は「菊池」か、「獏」ばかり読み漁ってました。
 十六夜京也ってのは、菊池シリーズの主人公としては『原点』なんでしょうねえ。固まりきれてないと言うか、不安定と言うか・・・。
 久しぶりに『十六夜・・・」なんて名前を目にして、調子に乗ってコメントしてしまいました。
 突然でどうもすみませんでした。
2006/01/02(Mon)12:27:54 編集

★無題
NAME: 猫目
ビックリ。

…あ、ども、初めまして、猫目です。

まさかこんなマイナーネタに
コメントを頂けるとは思ってもみなくて、正直驚いてます。
菊地作品の根強さというところでしょうか。
<新宿>トークの出来る方にお会いできて嬉しい限りです。

私は高校の頃から菊地を読み始め、
(最初は『魔界医師メフィスト』&『〃 兄妹鬼』だったかな)
夢枕の『キマイラ』『魔獣狩り』もひととおり読みました。
と言っても、獏作品は展開の遅さにギブアップした感はあります。
…戦闘描写は秀逸なんですけどねぇ。

コメント、どうもありがとうございました!
2006/01/02(Mon)23:02:28 編集


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