2006.06.07
やあ、きみと会うのは初めてだね。
会いたかったよ。
ずっとこの日が来るのを待ってたんだ。
え?
嘘つけって?
…なかなか非道いこと言うね、きみも。
嘘じゃないよ。
ホントホント。
え?
デムパ?
危ないおっさんがいるって?
…誰に似たのかな、その口の悪さは…。
ま、いいや。
遅くなったけど、お誕生日おめでとう。
ついに姿を現した、というわけだ。
きみのお父さんとお母さんは、
初めてきみに会えて、どれほど喜んだだろうね。
きみの顔を初めて見て、
きみの声を初めて聞いて、
どんなにか嬉しかっただろう。
ふたりの気持ちを考えると、
何だか僕まで嬉しくなってくるよ。
忘れないで欲しい。
きみは望まれて生まれてきたんだ。
他の誰でもない、きみのお父さんときみのお母さんに。
さて、きみの大先輩たるおじさんから、
きみにいくつかのお願いがある。
気楽に、けれど真剣に、聞いて欲しい。
きみの目にするこの世界は、
新しいもの、珍しいもので溢れているに違いない。
これから毎日が大冒険だ。
けれど、その世界は決してきみに優しいだけじゃない。
泣きたくなったり、逃げ出してしまいたかったり、
そんな辛いことだってきっとあるはずだ。
だとしても、決して忘れてはいけないことは、
きみのお父さん、きみのお母さんは、きみの味方だってことだ。
そう絶対に、無条件に。
どんな時でも、何があっても、
たとえ、世界の全てが敵だったとしても、
彼らはきみを守る。
恐らく、自分がぼろぼろになったとしても、
それをすら顧みず、
彼らは生命を懸けてきみを守る。
きみがいるから、
お父さんは毎日ばりばり仕事ができるし、
お母さんは毎日にこにこしていられる。
だから、彼らにはどんどん甘えて、
どんどん利用してやるといい。
その代わりと言っては何だけど、
きみにはしてはいけないことがある。
それはお父さんお母さんを悲しませること。
そして彼らを裏切ること。
これだけは、何があってもしてはいけない。
そしてその上で、
絶対にしてはいけないこと、、、もうわかるね?
それは、彼らよりも先にこの世を去ること。
これが最大で、最悪の裏切り行為。
それだけは絶対にしないと、どうか僕に約束して欲しい。
そうして、きみが大きくなって、ひょっとしたら、
ご両親の臨終の床にいあわせることになるかもしれない
そうしたら、たとえ嘘でもいいから、
「お父さん(お母さん)、生んでくれて、どうもありがとう。」
そう言って、彼らを送り出してやって欲しい。
それが、おじさんからのお願いだ。
会いたかったよ。
ずっとこの日が来るのを待ってたんだ。
え?
嘘つけって?
…なかなか非道いこと言うね、きみも。
嘘じゃないよ。
ホントホント。
え?
デムパ?
危ないおっさんがいるって?
…誰に似たのかな、その口の悪さは…。
ま、いいや。
遅くなったけど、お誕生日おめでとう。
ついに姿を現した、というわけだ。
きみのお父さんとお母さんは、
初めてきみに会えて、どれほど喜んだだろうね。
きみの顔を初めて見て、
きみの声を初めて聞いて、
どんなにか嬉しかっただろう。
ふたりの気持ちを考えると、
何だか僕まで嬉しくなってくるよ。
忘れないで欲しい。
きみは望まれて生まれてきたんだ。
他の誰でもない、きみのお父さんときみのお母さんに。
さて、きみの大先輩たるおじさんから、
きみにいくつかのお願いがある。
気楽に、けれど真剣に、聞いて欲しい。
きみの目にするこの世界は、
新しいもの、珍しいもので溢れているに違いない。
これから毎日が大冒険だ。
けれど、その世界は決してきみに優しいだけじゃない。
泣きたくなったり、逃げ出してしまいたかったり、
そんな辛いことだってきっとあるはずだ。
だとしても、決して忘れてはいけないことは、
きみのお父さん、きみのお母さんは、きみの味方だってことだ。
そう絶対に、無条件に。
どんな時でも、何があっても、
たとえ、世界の全てが敵だったとしても、
彼らはきみを守る。
恐らく、自分がぼろぼろになったとしても、
それをすら顧みず、
彼らは生命を懸けてきみを守る。
きみがいるから、
お父さんは毎日ばりばり仕事ができるし、
お母さんは毎日にこにこしていられる。
だから、彼らにはどんどん甘えて、
どんどん利用してやるといい。
その代わりと言っては何だけど、
きみにはしてはいけないことがある。
それはお父さんお母さんを悲しませること。
そして彼らを裏切ること。
これだけは、何があってもしてはいけない。
そしてその上で、
絶対にしてはいけないこと、、、もうわかるね?
それは、彼らよりも先にこの世を去ること。
これが最大で、最悪の裏切り行為。
それだけは絶対にしないと、どうか僕に約束して欲しい。
そうして、きみが大きくなって、ひょっとしたら、
ご両親の臨終の床にいあわせることになるかもしれない
そうしたら、たとえ嘘でもいいから、
「お父さん(お母さん)、生んでくれて、どうもありがとう。」
そう言って、彼らを送り出してやって欲しい。
それが、おじさんからのお願いだ。
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