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2024.11.25
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2005.03.05
最近、読んだ本を紹介します。

四日間の奇蹟 浅倉 卓弥 (著)
 宝島社 ; ISBN: 4796638431 ; (2004/01)

確か昨年春、岩国基地に出張に行った際に広島空港で購入。
読まずに延々積んでおいて、冬になってしまいました。

各所で「何だかご都合主義」「使い古された設定」等の批判も目にしますが、
私が読んだ限り、非常に良く書けたファンタジーだな、と思います。

ピアノを弾く描写が良く出てきますが、
何と言っても圧巻なのは最後のベートーヴェンの部分でしょうか。

電車で移動中に読んでいたのですが、
ラストシーンの辺りでちょうど駅に着いてしまい、
本を閉じる事ができなくて、近くの壁にもたれ、
立ったまま読んで泣いた記憶があります。

小さい世界(主要登場人物は3名)の優しい話でした。
評価は5点満点の ★★★★ (ほしよっつ)ていうところですかね。

なお、「第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作」の
煽り文句を期待して読むと、盛大な肩透かしを喰らいます。



内容(「BOOK」データベースより)
第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。
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