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2025.03.11
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2006.07.03
「隊長!ダメな本を発見しました!」

「何っ!? 如何なる書籍か仔細報告せよ!!」

「これです!
 萌え萌え武器事典 & 萌え萌え銃器事典

「むををを、、、」

「隊長!どうしたでありますか!?」

「…いや、ちょっと予約を…」

買うのかよ!?

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と、まぁ、ネタはこれくらいにして。

目の付け所は良いと思いますね.
ミリタリーマニア/銃器マニア/武器マニアと
アレげな方々って意外とカブってますし。

…って、斯く言う猫目もそうなんですが、、、orz
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2006.07.02
金曜は札幌で反省会&すすきので打ち上げ。
35人もいると最早単一プロジェクトの打ち上げって
感じじゃありませんね。部会か全体集会です。

翌土曜、札幌駅前のビックカメラでマウス買ったり、
本買ったりして、帯広の自宅には17時帰宅。
札幌・帯広共に快晴、黒背広が日光を吸収してるのが良く判りました。
あー暑(熱)かった。

仕入れた物:
電池不要のワイヤレスマウス(サンワサプライ)
 発想の転換。マウスパッドが有線で、マウス本体には
 線も電池も無し。充電も不要。
 ずっと欲しかったので買ってみましたが、いい感じです。
 重量は、普通の有線マウスよりも重たいですけどね、流石に。

・『プロが教える「猫のかわいい撮り方」』田中光常(ジュリアン)
 説明不要。「撮り方」を謳いつつ、掲載写真がGood!
・『Oracle達人技ベスト』吉野功ほか(アゲハ)
 仕事で必要そうだったんで。内容は9iなんですよね。
 10gだろうと、大して変わりはないんでしょうけど。
・『天上天下 15巻』大暮維人(集英社)
 何故か歴史物になってます。
 それはそれで好きなので良いですけど。
・『さよなら絶望先生 4巻』久米田康治(講談社)
 「下段雛」が最高にウケました。
・『BLOOD ALONE 3巻』高野真之(メディアワークス)
 (バンパイア・レスタト+パパ・トールド・ミー)÷3
 話の進展は全くありません。
・『海に堕ちるツバメ』篠原千絵(小学館)
 篠原さんの短編。2つ目の話が良かったです。

ほか、古本屋にも寄って、『フロイト1/2』『美貌の果実』、
『ゲートボール殺人事件』(川原泉)、『灼眼のシャナ 1』(笹倉綾人)、
『SAMURAI MAN 1』(芹沢直樹)、等々の暇を潰せそうな本やら、
4個セットのトイレットペーパや、100円の扇子を2本等購入。

流石に炎天下に日射病で倒れたくなかったのと、
最近履いてなかった革靴で長距離を歩きたくなかったので、
タクで帰宅しました。

良いことですね、仕事が終わるってのは。
何より休日に会社に行かなくても良いし(w

2006.06.28
異形コレクション20 闇電話』を読みました。

その中に一話に、赫村(あかむら)についてのくだりがあります。
以下に抜粋します。

…見知らぬ山道を走ると妙な村に出た。
木造の家の柱が全て、悉く朱色に塗られている。
しかも廃村という雰囲気ではないのに、人っ子一人いない。
その後、彼女とドライブしている時、その村のことを話すと彼女も見たいと言う。
件の山道を探すうちに夜になってしまい、陽が完全に沈んだ処で村が目に入った。
---瞬間、慌ててUターンすると一目散に逃げ出した。


何故なら、全ての家に、真っ赤な明かりが灯っていたから。


その村のことを称して「赫村」と、この話では呼んでいます。



実はこれに限りなく良く似た話を知っています。
私がまだ小さい頃、父親から聞かされた話です。

「酔っ払って街を歩いていると、見知らぬ場所に出た。
 が、気持ち悪くてすぐに立ち去った。
 …何故なら、視界の中の全ての家が、
 柱と言わず壁と言わず朱色に塗られていたからだ」と。

その時も、やはり人っ子一人歩いていなかったということです。
「(家々を)見た時は一瞬で酔いが覚めた」とも。

信じようと、信じまいと、、、

2006.06.18
16:30に起き出し、買出し兼唐突に本探しの旅へ。

目的は、川原泉の『笑う大天使(ミカエル)』。

…好きなんです、カワハラ。

あの白っぽいコマの中に郷愁とか優しさとか切なさとか慈愛とか、
そんなものをいっぱい含んだ、そんな感じが大好きです。

途轍もなく暗く重い境遇なのに、
にこにこして過ごせてしまうのんびり屋(ある種ちょっとおばか?)な
主人公達が何とも言えず健気で、
その設定だけで涙腺が緩みます。

…と、こうして書いてしまうと
いかにもチープで陳腐なんですが、
それはまぁ文章力のなさという事で。反省

川原作品の中で一番好きなのは、
美貌の果実』収録の「森には真理が落ちている」。

私の中でその次に位置するのが、
上述の『笑う大天使(ミカエル)』な訳です。

ストーリは割愛。
あの絵に抵抗がなければ、是非呼んで頂ければ幸い。

「カワハラ漫画はあざとい」と仰る方もいらっしゃる様ですが、
そのあざとさも含めて、私は好きです。

ついでなので、私のお勧めする、
「正統派・子供に読ませたい漫画」(苦笑)を以下に。

・『うしおととら(藤田和日郎)
  最近また買い揃えまして。
  とらと真由子が良いのですよ。
・『東京BABYLON(CLAMP)
  おじいさんとバナナの話が、もう、、、
・『ブラックジャック』『どろろ(手塚治虫)
  説明は不要ですね。
・『Doll(三原ミツカズ)
  先日ご紹介した『死化粧師』の前の作品。
・『D.Gray-man(ディーグレイマン)(星野桂)
  一生懸命で熱くて青くて甘ちゃんで、
  それでもやっぱり一生懸命なアレンが良いです。

そして川原泉。

どの作品も、相当に「あざとい」とは言えると思います。
(手塚は除きましょうか)
でも、いいじゃないですか、あざとくたって。

せめてお話の中だけでも、
正義は勝って、泣いている子は笑って、
不幸な人生に幸福が訪れたって、
それはそれでいいじゃない。

ちなみに、アザトース【Azathoth】とは、
無限の中核に棲む原初の混沌の神(クトゥルー神話より)。


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21:00くらいまでうろうろしてましたが、
どうしても『笑う大天使(ミカエル)』は見つからず断念。

結局、購入したのは、
・『戦え!軍人君』(吉田戦車)
・『ラシャーヌ!』(魔夜峰央)
という体たらく…。


2006.05.28
降り止まぬ雨の日曜日、
珈琲入れてショパン聴きつつ、今日は一日読書の日。
…でも起きたのは16:30…orz

今日読んだのは、
水冥き憂いの街 死都ヴェネツィア 龍の黙示録 (篠田真由美/祥伝社ノン・ノベル)

謎の鎌倉在住覆面作家(半分嘘)・竜緋比古氏の
活躍する『龍の黙示録』シリーズ第6弾。

元々『建築探偵』シリーズで、
繊細にして緻密な複線、
男ばかりの花のないキャラクターたち、
果てしなく暗い設定と救いの無い結末等を著してきた作者が、
ここぞとばかりに肩の力を抜き、思い切り好きなものしか書かない、
息抜きのような『龍の黙示録』シリーズ(褒めてます)。

キリストの血を受けた不死身の吸血鬼が主人公とあって、
主人公最強菊地系伝記ノベル好きの私の食指も動くというもの。
唯一、菊地と異なるのが、勇ましい女性主人公が存在することくらい。
ノンノベルの作品にしては、随所に女性らしい感性や目の付け所があるのが新鮮。

6作目となる本作では、
舞台は思い切りヴェネチアだわ、
カフェ・フローリアン出てくるわ、
アン・ライス風美少年吸血鬼は出てくるわ、
ライラにロリータ衣装着せるわ、
先生はゴンドラの上でプロポーズしてくれるわ、
おまけに1冊完結の信条も破棄するわで
もう、作者の煩悩満載、まさに好き勝手書いてます。

『水冥き憂いの街』『翡翠の城』『月食の窓』『桜闇』等々、
本作に限らず、タイトルが素晴らしいんですよね、この人の本。

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